不貞慰謝料の減額交渉を担当して260万円減額できた事例-大垣市
依頼者の状況
依頼者 30代男性
相手方 交際相手の夫
内 容 慰謝料の減額
地 域 岐阜県大垣市
ご相談の経緯
今回ご紹介するケースは、岐阜県大垣市にお住まいの男性からご依頼を受けたケースです。
依頼者は職場の女性と交際していましたが、その関係が女性のご主人に発覚しました。
その後、女性のご主人は弁護士を通じて慰謝料を請求し、依頼者のもとには400万円の慰謝料請求の内容証明郵便が届きました。
依頼者は当初ご自身で相手方の弁護士と交渉を試みたものの、減額交渉がうまく進まず、対応に行き詰まったことから当事務所にご依頼いただくことになりました。
当事務所の活動
相手方の代理人弁護士と交渉を重ね、慰謝料の減額に向けて調整を行いました。
結果
最終的に、当初請求されていた慰謝料が400万円から260万円の減額となり、140万円での和解が成立しました。
ポイント
今回のケースに関連して、ポイントをいくつか解説します。
◇慰謝料の減額交渉
交際の事実に争いがない場合でも、慰謝料の金額をめぐって意見が食い違い、話し合いが長期化することは少なくありません。
一般的な相場としては、夫婦関係がすでに破綻していた場合で150万円〜200万円程度、破綻していなかった場合には50万円〜100万円程度とされることが多いです。
ただし、実際の金額は一律ではなく、双方の収入や資産、精神的な負担の大きさ、早期解決を望むかどうかといったさまざまな事情により、大きく変動します。
また、ご本人が相手方と直接やり取りして慰謝料の減額を目指すことも可能ではありますが、交渉に不慣れな場合にはうまくいかないケースも多く見受けられます。
一方、弁護士であれば同様の事例を多数経験しており、冷静かつ法的な観点から適切に主張を整理することで、円滑な解決につながりやすくなります。
そのため、慰謝料の減額交渉に際しては、早めに弁護士に相談・依頼されることをおすすめします。