夫の不貞行為について慰謝料の請求を受任した事例-岐阜県各務原市
依頼者の状況
依頼者 20代女性
相手方 夫と、夫の交際相手
内 容 慰謝料請求
地 域 岐阜県各務原市
ご相談の経緯
今回ご紹介するケースは、岐阜県各務原市にお住まいの女性から依頼を受けたケースです。
女性はご主人の不貞を疑い、興信所に調査を依頼しました。
その結果、ご主人が別の女性と不貞関係にあることが明らかになりました。
女性はご主人の交際相手に対して慰謝料を請求したいと考え、当事務所にご相談くださいました。
当事務所の活動
相手の女性には、まず慰謝料を求める内容証明郵便を送り、その後の交渉によって合意書を締結しました。
依頼者が離婚した後は、元夫の新しい住所を調べて慰謝料を請求し、同じように交渉を重ねて最終的に合意書を締結しました。
結果
最終的にご主人と関係を持っていた女性と、元夫の双方から、合わせて300万円の慰謝料を受け取ることができました。
ポイント
◇配偶者の不貞が分かったとき、どのように進めるか。
本件の依頼者は、興信所に依頼して調査を行い、配偶者の不貞を知りました。
こうした場合、相手の女性に慰謝料を請求し、金銭的に責任を取ってもらいたいと考えるのは自然なことです。
しかし同時に、不貞を理由に離婚するのか、それとも婚姻関係を続けるのかという悩みも生じます。
今回の依頼者も、相手の女性への慰謝料請求を強く望む一方で、ご主人との関係をどうするべきかについて深く悩んでおられました。
慰謝料請求の手続きを進める中で、依頼者は弁護士と繰り返し話し合いを行い、離婚を選ぶのか、ご主人にも慰謝料を請求するのかなど、自分の考えを整理していきました。
その結果、まず離婚によって関係を清算し、その後に相手の女性への慰謝料請求を行い、最後に元夫に対しても慰謝料を請求するという手順を取ることに決めました。
この進め方によって、依頼者にとって余計な負担を避けつつ、問題を解決することができました。