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離婚準備にかかる期間-状況別にまとめました

相談者

相談者「早く離婚をしたいです。離婚準備の期間を教えてください。」

このような質問がありましたのでまとめました。

執筆者は岐阜の弁護士です。当事務所に寄せられた相談を元に解説します。
10年以上の相談実績を元に解説しますので、参考にしてください。

本記事を読むことで、読者の状況に応じた準備の期間の目安がつきます。
準備の工夫も記載しますので、どうぞご覧ください。

離婚準備にかかる期間は次の通りです。
・半年以内の場合
・半年〜1年の場合
・1年〜2年の場合
・2年以上の場合

目次

離婚準備が半年以内の場合

離婚の準備期間が半年というのは早いです。
ほぼすべてが協議離婚で離婚が成立します。
協議離婚というのは、市役所などに離婚届を提出する離婚方式です。

特徴

半年以内で離婚ができるケースの特徴は次の通りです。

・夫婦とも離婚の方向で考えている。
・親権の争いがない。
・夫婦関係が悪くなっていたとしても、話し合いはできる。
・財産分与などの解決すべき問題が少ない。
・一方に浮気などの明らかな問題がある。

おおまかには、上記の通りです。
いわゆる円満離婚のイメージに近いかもしれません。

準備すること

半年以内で離婚をする場合でも、準備しておくことはあります。

たとえば、お子様がいる場合には公正証書で養育費を決めておいた方が良いです。
この他、離婚のために準備しておくことを詳しくまとめて記事にする予定です。

早期解決のための工夫

半年以内の離婚は、準備期間として早いです。

早期解決の工夫としては、お互い離婚の方向で考えているので、相手方配偶者の気が変わらないうちに、離婚を進めることに気を配りましょう。
些細な行き違いにこだわって、お互いの溝が大きくなり、せっかく離婚に向かっていたお互いの方向性がぶれて、長期化することもよくあります。

離婚準備が半年〜1年の場合

弁護士事務所への相談で多いのが半年〜1年というケースです。

「離婚までそんなに長くかかるの!?」と思われるかもしれません。
ただ、それでも弁護士の感覚からすると早い解決という印象です。

協議離婚で解決する場合もありますが、場合によっては離婚調停となっているケースもあります。

特徴

離婚準備で半年〜1年かかる方の特徴は次の通りです。

・夫婦とも離婚の方向で考えている。
・親権の争いがない。
・夫婦で意見の対立する点が少ない。
・直接話をすることが難しい。

おおまかには、上記の通りです。

半年以内で離婚となるケースとの違いは、直接話ができるかどうかです。
このため、なかなか進まなかったり、離婚調停となるケースが増えます。

また、お互い直接話すことに苦労があるので、弁護士が代理人となってサポートをすることも多いです。

準備すること

おおまかな準備としては、半年以内に離婚となる上記のケースと同じです。
ただし、夫婦で直接話をすることが難しいので、離婚準備に苦労があります。

早期解決のための工夫

夫婦のコミュニケーションがうまく取れない場合には、相手方の感情をむやみに刺激しないように進めていく工夫をした方が良いです。
たとえば、養育費の金額や財産分与など決めておくべきことのみに絞って事務的に話を進める、など


また、両親や弁護士などの第三者に話し合いを任せることも選択肢になります。

離婚準備が1年〜2年の場合

早く離婚をしたい方にとって、離婚の準備期間が1年〜2年というのは気が遠くなるくらい長いかもしれません。

多くのケースで離婚調停となっています。

特徴

離婚準備で1年〜2年かかる方の特徴は次の通りです。

・夫婦の間で「解決しなければならない問題」を抱えている。

例外もありますが、上の1点がポイントです。

「解決しなければならない問題」としては

・離婚自体について
・親権について
・面会交流について
・財産分与について

など、様々あります。

これらの問題を解決するために、離婚調停となることも多くあります。

準備すること

離婚準備の内容としては様々です。
「解決しなければならない問題」がそれぞれの夫婦によって千差万別だからです。
夫婦が抱える問題に応じて、解決手段も変わってきます。

早期解決のための工夫

早期解決のための工夫としては、早い段階で弁護士のアドバイスを受けておくことが良いと思います。
上記の様々な問題は法律に関係しますので、どのような方法を取る必要があるかは、弁護士に相談するのが一番です。
弁護士への相談方法として、色々な窓口を利用できます。それぞれの窓口を詳しくまとめて記事にする予定です。

離婚準備が2年以上の場合

場合によっては、準備期間で2年以上もかかる場合があります。

特徴

2年以上かかる場合の特徴は、ケースによって様々です。

多いケースとして

・自分が浮気をしていて、離婚を求めるケース
・夫婦のどちらかに経済的不安があるケース

が挙げられます。

自分に経済的不安がある場合には、離婚を切り出すまで時間がかかることが多いです。
離婚を希望する側に不貞行為がある場合には、離婚調停や離婚裁判が難航して、長期化する傾向にあります。

準備すること

離婚準備が難航している理由により準備内容が変わってきます。

自分や相手方の経済的不安がネックになっている場合には、それを解消する方向も考える必要があります。
裁判も見込まれますので、どこかの段階で弁護士への相談も必要です。

早期解決のための工夫

離婚準備で2年以上かかっている場合には、早期解決を期待するのは難しいです。

難航することは承知で離婚調停を申し立てることも多くあります。
自分の浮気が原因である場合には、別居期間の経過を待ったり、解決金の提示など経済的な方法でも解決の途を探ります。

まとめ

離婚準備にかかる期間は、以上になります。

・半年以内の場合
・半年〜1年の場合
・1年〜2年の場合
・2年以上の場合

と、期間ごとに区切ってみましたので、ご自身の場合に照らし合わせて参考にしてください。

執筆者情報

「ある日突然、法律のトラブルに直面した方の手助けをしたい。」 当事務所ではそのような理念の下で弁護士業務を行っています。 事務所には、弁護士に相談するのが初めてという方が多く来られます。 そのような方々に、法律上できるだけのサポートをさせていただきます。 弁護士として11年目になりますが、その間、離婚問題・男女問題について 数多くの事件を取り扱ってきました。 悩みを一人で抱え込まずに、お気軽に御相談ください。|弁護士紹介はこちら

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