モラルハラスメント(モラハラ)について

モラハラとは

モラハラという言葉は,近年テレビや雑誌でも見られるようになってきました。モラハラ,つまりモラルハラスメントは,肉体的な暴力ではなく,言葉などの精神面から相手に苦痛を与える言動をとることです。元々は,フランスの精神科医が提唱した概念です。テレビ等でモラハラと言った場合,暴言を吐く,無視をする,舌打ちをするといった言動を指すことが多いように思います。

 

夫婦間でもこのようなモラルハラスメントに当たるような言動が,離婚の理由となってしまう例は少なくありません。当事務所にも,肉体的な暴力ではなく,配偶者のモラルハラスメントに我慢ができないという相談者はよくいらっしゃいます。

 

モラハラ夫,モラハラ妻の特徴

モラルハラスメントを行う配偶者は様々です。外ではきちんと仕事をしていて人当たりが良くても,家庭内では感情的になり,怒鳴ったりする場合も少なくありません。また,強い者には弱く,弱い者には強く当たったり,無理な要求を押しつけてくるといった場合もあります。

 

離婚事由との関係

配偶者のモラルハラスメントに我慢できず,離婚を決意される方は沢山おられます。では,このようなモラルハラスメントを理由に離婚をすることができるのでしょうか。

 

民法は,夫婦間に婚姻を継続しがたい重大な事由がある場合を離婚事由として規定しています。極度のモラルハラスメントは,婚姻を継続しがたい重大な事由に当たる場合もあるでしょう。しかし,程度によっては,婚姻を継続しがたい重大な事由には該当しないと判断される場合も少なくないと思います。そのような場合は,モラルハラスメント以外の事情を付け加えていって,総合的な事情から,当該夫婦において,婚姻を継続しがたい状態にあるということを主張していくことが必要かもしれません。

 

モラハラに遭ったら

配偶者のモラルハラスメントで悩んでいる場合には,家族や知人,カウンセラーや医師などの第三者に相談をすることが大切です。家庭内のことでもあり,なかなか人には相談できないかもしれません。しかし,継続的にモラルハラスメントを受けることで,人は,暴力による虐待と同様に,あるいはそれ以上に傷つく場合があります。

 

弁護士が,モラルハラスメントの御相談を受けて対応できる場面は,離婚や慰謝料等の法律問題が主となってしまいます。もし,配偶者からモラルハラスメントを受けている場合は,様々な分野の専門家に相談して,自身の問題に対処していくことが大切です。

 

離婚のためのポイント

モラハラを理由に離婚したい。

そのように考えた場合,次の点がポイントになります。

 

1.モラハラ以外の理由を整理する

2.別居の有無

3.相手方の離婚に対する考え

4.具体的な進め方

 

 

1.モラハラ以外の理由を整理する

まず,モラハラ以外にも離婚の理由があるか考えましょう。

配偶者に浮気やDVはあるでしょうか?

浪費癖や家庭をかえりみないといったことはあるでしょうか?

 

話し合いでの離婚が難しい場合,調停や訴訟によることになります。

その場合には,モラハラ以外にも,離婚の理由を挙げられた方が有利です。

このため,一番の理由はモラハラだったとしても,それ以外の理由についても整理しておくと良いでしょう。

 

2.別居の有無

また,配偶者との別居の有無もポイントになります。

現在は同居している場合も,別居の可能性を考えておくことが大切です。

なぜなら,別居の有無は裁判所の離婚判断に大きな影響を与えるからです。

また,現実問題として,別居後に離婚協議をした方が,冷静に話し合いを進められるケースが少なくありません。

 

3.相手方の離婚に対する考え

相手方の考えもポイントになります。

離婚に応じる意向があるか。

親権についてはどう考えているか。

養育費を支払うつもりはあるか。

財産分与についてはどうか。

など,離婚に際しては,様々な争点があります。

 

離婚に際しては,これらを踏まえて話合いをする必要があります。

そのために,相手方の考えも理解しておくことが大切です。

 

4.具体的な進め方

離婚を決意した場合,どのように進めていくかも重要です。

同居のまま話を進めるか,あるいは別居するか。

弁護士に依頼するか,自分で進めるか。

調停を申し立てるかどうか。

など,具体的な進め方を考えた上で,離婚を切り出すようにしましょう。

 

まずは周りに相談を

モラハラに悩んでいる場合には,一人で悩まないことが大切です。

まず,周りに人に相談をしましょう。

 

多くの方は,一人で悩みを抱え込み,誰にも相談しない傾向にあるようです。

モラハラについては,自分の両親にも相談していないケースがあります。

 

しかし,それでは自分の負担のみが増していくことになります。

精神的にも辛く,ひどい場合には不眠や鬱の症状が現れることもあります。

 

まずは,家族や友人に相談をすることが大切です。

周りに相談できる方がいなければ,弁護士事務所でも構いません。

弁護士には守秘義務がありますので,内容が第三者に漏れることはありません。

 

当事務所の特徴

当事務所は,広く夫婦関係に関する相談を受けています。

「夫から無視をされている。」

「不妊治療を続けていたのに,夫から,若い子と結婚すれば良かったと言われた。」

など,離婚までは考えていない場合でも,モラハラに悩んでいる場合にはお気軽に御相談ください。

 

その他

モラハラチェックリスト

モラハラを弁護士に依頼するメリット

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